先日負荷を1上げたところ、なんだかやたらとキツくなったように感じました。
それをきっかけに、リングフィットの負荷について調べたので、まとめてみます。
目次
負荷を上げることによって変わること
今回は、リングフィット内でひたすらやることになる「スクワット」に絞って、運動負荷について考えていきたいと思います。
恐らく他のフィットネスでも変化があるのですが(ニートゥーチェストでも確認済み)、全てをチェックするのは大変なので…。
さてリングフィットですが、アドベンチャーモードでは「1〜30」まで、運動負荷を設定することができます。(これを以下、負荷設定とします)
この負荷設定によって、実際のところ何が変わっているか気がついていますか?
これ、以下の3つが負荷設定に伴って変わっています。
負荷設定に伴って変わっていること
- フィットネスの回数
- キープ時間
- 身体の曲げ具合など、運動負荷そのもの
フィットネスの回数
これは分かりやすいですね。負荷設定を上げることで、フィットネスの回数が増えていきます。
1回ごとのキツさもアップするのに、回数も増える。うーん、鬼畜です。
キープ時間
例えばスクワットであれば、しゃがんだ状態でキープする時間。このキープ時間が、設定が高負荷になればなるほど長くなっています。
これは動画で比較すれば一目瞭然なのですが、じわじわと負荷を上げていくと、案外気がつかないかもしれません。
ちなみにアドベンチャー内の戦闘などでたまに求められるキープも、負荷設定が高ければ高いほど、時間が伸びています。
負荷30のスーパー腹筋ガード、止まっているのか?というレベルでゲージが進まないので、動画で見ているだけで恐ろしいです。
運動負荷そのもの
これ、実は私も最近教えていただいて知りました。それまで全く気がついていない変化でした。
何かと言いますと、スクワットの場合、しゃがむ深さが「浅く〜深く」と変化しているのです。
負荷が軽ければしゃがむ深さは浅く、高負荷になればなるほど、しゃがむ深さもどんどん深く…。
以下に比較画像を作ってみましたが、これでよく分かるのではないでしょうか。
詳しくは後ほど説明を行いますが、カスタムは回数設定で負荷が変わります。そこで、カスタムの8回設定と20回設定で比較してみました。
低負荷(カスタムの8回設定)では、お尻の位置が背景のロープ部分でしゃがみ判定がされています。
それと比較して高負荷(カスタムの20回設定)では、ロープが腰より上に来ています。どれだけしゃがみ判定が厳しいか、一目瞭然ですね。
この運動負荷そのものの違い、比較するとすぐに気が付くはずです。
しかし、負荷設定をじわじわと上げてきたが故に、全く気が付くことがありませんでした。
カスタムモードでは、負荷設定ではなく「回数」で負荷が変わる
ところでこの負荷設定、アドベンチャーモードとカスタムモードで、設定の反映のされ方が異なります。
カスタムでは負荷を設定できない
アドベンチャーは1〜30まで負荷設定があるため、設定に合わせて運動負荷も変化していると考えられます。
ではカスタムモードはどうなっているのでしょうか。
実はカスタムモードからでは、運動負荷の設定が変更できません。このように、メニューがグレーアウトしています。
そのため、カスタムでは設定による負荷の違いが反映されていないと考えられます。
カスタムは「回数の設定」で負荷が変わる
その代わりカスタムでは、先の比較画像にあったように「回数の設定」によって負荷が変わっています。
スクワットの場合、このように5種類の回数設定があるわけですが、回数が増えれば増えるほど、運動負荷も増していきます。
実際の動画で見てみましょう。
これはカスタムモードの回数別の負荷比較です。カスタムは回数によって負荷が変わっていきます。
左上から右下に向かって、
8回 10回
16回 20回
揃ってなくて見辛いですが、キープ速度と膝の曲げ具合の差がわかるかと思います。20回えげつない〜#リングフィットアドベンチャー pic.twitter.com/0ozzpvpOni— RIN@リングフィットで15キロダイエットチャレンジ中 (@rin20201) April 20, 2020
8回と20回を見比べてもらうと、キープの速度と、膝の曲げ具合の差がよくわかると思います。
16回と20回でも、キープの時間と膝の曲げ具合が違いますね。
このようにカスタムでは回数で負荷を変えられるので、「スクワットを40回行う」にしても、「8回を5セット」と「20回を2セット」では全く運動負荷が違ってきます。
負荷の設定は何段階あるのか?
では負荷の変化は、カスタムの回数設定に合わせて5段階しかないのか?と考えたくなるところですが、そうでもないようです。
何故ならば、アドベンチャーの負荷1は、カスタムの最低負荷(8回)よりもさらに負荷が軽いからです。
左 アドベンチャーモードの負荷1
右 カスタムの8回設定
同じように負荷が軽く見えますが、スピードが全然違いますね。 #リングフィットアドベンチャー pic.twitter.com/GVNOYqzhqD— RIN@リングフィットで15キロダイエットチャレンジ中 (@rin20201) April 20, 2020
ここから考えるに、5段階以上の負荷の変化があるはずです。
それが、階段を登るように区切りのある変化なのか、それともじわじわとグラデーションのような変化なのかまでは分かりませんが…。
負荷の変化を気がつかせない作りに感心しきりです
今回まとめてみて、負荷による違いがとてもよく分かりました。
こんなにも違うのに、実際にプレイしている時は全然気がついていない、というのが本当にすごいゲームデザインだと思います。
恐らく以前の私も含めて「負荷を上げれば回数が増える」くらいにしか認識していない人、多いのではないでしょうか。
それだけ、プレイヤーに気づかれないように負荷を上げていっているのですよね。
このゲームデザインを踏まえると、負荷設定は急激に上げるのではなく、段階を踏んで上げていくのが良いのだと思います。
コツコツ続けてじわじわ負荷を上げて動きに慣れていくのが、運動初心者にはちょうどいいです。
カスタムでも自分で負荷を調整できるので、負荷を考えて回数を設定していくとよさそうです。
楽しみ方がまた広がりますね!